日本の市場にAmazonが浸透してから
商品寿命はとても短くなりました。
これを知らないと、あなたの商品は日本ですぐに売れなくなってしまいます。
安売りを引き起こす Amazonの構造 |
Amazonという市場は参入がしやすく集客力もあるため
みなAmazonで販売しようとします。
日本の展示会に来る人の多くがAmazonで販売を目論む人です。
あなたもご存知のようにAmazonは「1商品・1販売ページ」
という構造になっています。
1つの同じ販売ページで複数の販売者が一斉に販売する仕組みなのですが
ここに「価格競争」が起こる原因があります。

例えば、竹虎のヒューゴステッキは赤枠部分を見ると
出品者が「19」とあります。
つまり19人の販売者が1つの販売カートを奪い合い
我先に販売するために価格競争をして安く販売します。
安い値段を付けた販売者がカートを取得できる
というAmazonの構造がそうさせています。
竹虎のヒューゴステッキの定価は4620円です。
なのに、Amazonでは送料込み、
およそ15%の販売手数料も込みで2773円で販売されています。
利益が出るどころか赤字ですが、資金回収のために
皆値下げ販売します。
1人の販売者であれば、価格を定価で維持できますが
複数の販売者に卸をしてしまうと
このように、いとも簡単に値崩れを起こし
あなたの商品価値を大きく落とします。
あなたの商品が半値以下で出回ることはうれしいですか?
Amazonで安くなると何が起こる? |
Amazonで安く販売されても、卸す側のメーカーは売れるので、一見困らないように感じますよね?売れてくれたらその先の販売価格なんてどうでもいい。そう思うメーカーさんもたまにおられます。
でも、知名度の高いAmazonの販売価格が下がると、このようなデメリットが発生します。
- 定価で販売している多くの事業者が売れなくなる
- 誰も利益が出なくなる
- 皆、売るのを辞める
- 定価で販売している多くの事業者が売れなくなる
→例えば上記の竹虎のヒューゴステッキは
定価が4620円ですがAmazonでは2773円です。
ある町のお店が4620円で販売しています。
来店したお客様はAmazonと価格比較をします。
客「Amazonで2773円で売ってるけど、なぜこの店は高いの!!」
と怒ります。口コミに「ぼったくりの店」と書き込まれます。
お店は竹虎の商品を扱うのを辞めます。
日本中でそれが起こります。
上代4620円の商品の下代は一般的に50%の
2310円と予測できます。
Amazonで2773円で販売して利益が出るでしょうか?
利益を計算してみました。

Amazonの手数料を差し引くと1個販売して
マイナス629円です。
赤字で販売しています。
何が起こっているかと言うと
たくさんの販売者がいるため価格競争が起こり
利益を乗せた価格では売れないのです。
在庫を捌くために、赤字でも捌くしかなくなります。
そして、儲からないので、売るのを辞める。
町の事業者はあなたから仕入れなくなり
最初は売れていたAmazonの販売者も売るのを辞めます。
もう、この商品を仕入れる人はいなくなります。
あなたはこの商品を廃盤し
また新しい商品を開発し、展示会に多額をかけて
仕入れてくれる人を探さなくてはいけませんが・・・
また同じことを繰り返すだけです。
これが近年の日本で起こっている負のスパイラルです。
あなたが望む日本市場はこのようなものですか?
念のため他の商品もいくつか見て見ましょう。
1社独占にしないと 値崩れして売れなくなる |

バリアフリー展示会で見つけたユーバ産業の杖。
工夫を凝らした、良い商品だと思います
定価が14000円 推定卸値 7000円
Amazon販売価格 9210円
推定利益269円

Amazonデータを見るツールで抽出している数字ですが
右の赤い矢印、
直近30日の販売数5以下となっています。
データが取れないほど売れていない時の表示です。
つまり、原価売価で販売しているのに
1か月に0~5個しか売れていないのです。
これがあなたの商品ならどうでしょう?
たくさん売ってほしいので
複数の事業者に卸販売したために
価格競争が起こり、あなたのブランドは毀損し
最終誰も仕入れてくれない、売ってくれない
と言うことが起こります。
せっかく大金を投じて商品開発し
展示会出展し営業をしたのに!です。

ケイホスピアのスリーベース定価22000円です
Amazonでの販売価格は15100円
1か月の販売個数0~5個です。
実際のところ、僕自身もケイホスピアさんなどの
日本メーカーから仕入れていましたが
Amazonとの価格比較をされ利益が出せないので
取り扱いを辞め、他社と比較されない
STEVENさんの商品に切り替えているわけです。
なのであなたは、Amazonで販売しようとする
複数の相手に販売するべきではありません。
1社に絞るべきです。
GOLDCLOVER.に任せると |

シナノのゴムは1418円で月間販売個数が48個ですが
後発で無名の近江一文字の場合・・・

シナノより高い1780円で販売し
月間販売個数は191個!
シナノより高いのにシナノより4倍近く売れています。
高い値段で売れる構造を作れると、
僕から仕入れた事業者も
しっかり利益が出せます。
なので、あなたの商品も末長く、売れ続けます。
私はAmazonで販売する事業者には卸しません。

シナノの17000円台の杖は
月間販売個数がゼロです。売れていません。
2016年には売られていました。
でも売れなくなったので、今は誰も売っていません。
日本で有名企業の商品なのにです。

近江一文字は月間70個
月120万円ほど
これからまだ伸びしろもありますし
楽天出店も併せると、少なくとも2倍は売れます。
あなたへの注文が増えているように
これからまだまだ伸びしろがあります。
私から仕入れた側も利益が出せるので
末長く販売可能です。
あなたが卸すべき相手は? |
しっかりあなたの商品の価値を訴求し
高値でも売る努力する相手です。
具体的には
・販売ページを作りこんでくれてるか?
・動画マーケティングしているか?
【クアッドケーン】自立式4点杖 補助グリップで楽ちん 近江一文字 – YouTube
・継続的なSNS投稿しているか?
・メディアPRで記事になっているか?
これらにしっかり
本気で取り組む相手と組むべきだと思いませんか?
一度販売されたら、もうクラファンは二度と出来ない
一旦、日本で販売開始されてしまうと
ルール上、もうクラウドファンディングに挑戦することはできません。
卸販売も日本全国展開も見据えていない事業者が
適当な価格設定で売り出した後は
もう価格修正できません。
あなたのこだわりの商品を
いともたやすく、二束三文で売り捌いて
もう売るのを辞めてしまうでしょう。
なぜなら彼らは売る物にこだわりが無いのですから

私に総代理店を任せてくれれば
日本中に広まるように末長く頑張ります。
いかがでしょうか?